レインツリーホーミーズのみなさまこんにちは!
夏の真ん中、8月になると日本の多くの地域で行われる「お盆」。
ご先祖様の霊を迎え、感謝と供養を行う大切な行事ですが、ふと見ると少し不思議な光景が広がります。
仏壇のそばに置かれたきゅうりの馬となすの牛、玄関先で焚かれる迎え火や送り火、夜に川を流れる灯籠――。
これらにはすべて意味と由来があります。そんなお盆の風習を何回かにわけて解説します!
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精霊馬(しょうりょううま)の意味
お盆になると、多くの家庭で見られるのが、きゅうりに割り箸を刺した「馬」と、なすに割り箸を刺した「牛」。これを「精霊馬」と呼びます。
きゅうり=馬🐎
馬は足が速く、初日にご先祖様をできるだけ早く迎えに来てもらうための乗り物とされています。
なす=牛🐄
牛は歩みがゆっくり。お盆が終わる時、ご先祖様がのんびりと帰れるようにとの願いが込められています。
さらに、牛は荷物を運ぶ役割もあることから、「お供え物や供養の品をたくさん持って帰っていただく」という意味もあるそうです。
※地域によっては馬と牛の役割が逆だったり、精霊船を作る場合もあります。
みなさまの地元の風習はどうでしょうか?
地域ごとの違いがおもしろいですね!